【トリマー監修】犬のグルーミングのサインと頻度について解説!

「犬のグルーミングのタイミングが分からない」と、悩んでいる飼い主さんは必見!グルーミングは愛犬の健康を守るためにも、定期的におこなう必要があります。

犬のグルーミングはやり過ぎもよくありませんが、しなさすぎも良くありません。

そこで今回は犬のグルーミングのサインと頻度についてご紹介いたしますので、ぜひ参考にしてみてください!

目次

犬のグルーミングとは?グルーミングの目的

犬のグルーミングとは「ブラッシング」「肛門絞り」「シャンプー」「ドライヤー」「耳掃除」「爪切り」のお手入れのことを言います。

犬にグルーミングをする目的は主に「愛犬の健康を守るため」にあります。

グルーミングをせずに放置していると、大きな病気にかかってしまう可能性もあるのです。

犬のグルーミングとトリミングの違い

犬の被毛をカットすることを「トリミング」といいます。

グルーミングは日常的に行うお手入れもありますが、トリミングは被毛が伸び続ける子に必要なお手入れの方法です。

例えば、大人気犬種トイ・プードルは被毛が伸びる犬種なので1ヶ月~2ヶ月に1度はトリミングへ連れていく飼い主さんが多いかと思います。

しかし、スムースコートチワワやミニチュア・ピンシャーのように被毛が伸びない子の場合は、トリミングが必要ありません。

犬のグルーミングの頻度とタイミングについて

犬のグルーミングは、体の部位ごとにお手入れサインがあります。

体のお手入れサインを見逃さないよう、毎日愛犬の体を細かくチェックしていきましょう!

【被毛のお手入れ】グルーミングサインとお手入れの頻度について

  • 毛玉ができている/できかけている
  • 被毛がたくさん抜けている
  • フケが出る
  • 痒そうにしている
  • 毛艶が良くない
  • 皮膚が赤くなっている・腫れている(炎症が起こっている)
  • 臭う/汚れている

上記に一つでも当てはまる場合は【ブラッシング】や【シャンプー】をして、被毛を清潔にして下さい。

基本的にシャンプーは健康的な子であれば月に1~2回が理想的な回数です。(犬の皮膚の状態や年齢・体調によってシャンプーの頻度を調節する必要があります。)

そしてブラッシングは毎日してあげると、被毛をキレイに保つことができますよ。

【爪のお手入れ】グルーミングサインとお手入れの頻度について

  • 歩いていると「カチャカチャ」と音がする
  • 前回の爪切りから2週間以上経っている

上記のどちらかに当てはまる場合は爪切りのタイミングなのですが、爪が伸びる速さはその子によって異なりますので、基本的には歩く音が「カチャカチャ」と鳴り出したらカットをするようにすると良いでしょう。

【歯のお手入れ】グルーミングサインとお手入れの頻度について

  • 口臭がする
  • 歯垢がついている(黄色っぽい色がついている)

上記のどちからに当てはまる場合、歯磨きをしてあげましょう。

ですが、歯磨きの頻度は基本的に毎日行ってあげることがベストです。

口臭がするようになるほど放っておくと歯垢が歯石に変わってしまい、ご家庭で除去するのが難しくなります。

【目のお手入れ】グルーミングサインとお手入れの頻度について

  • 目やにが出ている
  • 涙が出ている
  • 涙やけができている

目のお手入れの頻度は基本的に目やにや涙が出ていれば、その都度優しく拭き取ってあげるようにしましょう。

そうすると、被毛に色が着いてしまう(涙やけ)ことを防ぐことができます。

【耳のお手入れ】グルーミングサインとお手入れの頻度について

  • 耳の中が汚い
  • 耳から悪臭がする
  • ダニがついている
  • 耳垢が黒い

など、上記のどれかに当てはまる場合は、耳のお手入れというより一度かかりつけの動物病院へ受診するようにして下さい。

特に、耳から悪臭がする・ダニがついている・耳垢が黒いなどの耳の異常が見られる場合は早急に動物病院へいきましょう。

また、耳のお手入れは飼い主さんが行うと耳を傷つけてしまう可能性もありますので、できるだけ獣医師やトリマーさんにお願いするようにしましょう。

まとめ

犬のグルーミングは犬の健康を維持するためにも欠かせないお手入れということがわかりました。

お手入れを怠ると健康被害が出てしまうことも珍しくはありません。

グルーミングは適切な頻度で、正しい方法で実施するようにしましょうね!

また、耳掃除は怪我をする恐れもありますので、専門知識のある獣医師またはトリマーさんにお任せすることをおすすめします。

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