【愛犬と考える防災】ペットのための防災対策やグッズを解説

わんこと防災

(2026年7月更新:環境省ガイドラインの最新動向・マイクロチップ登録制度などを反映しました)
みなさんは日ごろ、どのような防災対策をしていますか?大切な愛犬を守ることは、飼い主さんの役目です。とはいえ、何をどうやって準備すればいいのか迷いますよね。
そこで今回は、愛犬の為の防災対策やグッズをご紹介します。

わんこと防災

今回、教えてくれたのはぐりちゃんです。ありがとうございます♪
ぐりちゃんのInstagramはこちら!

目次

消耗品の備蓄には ローリングストックがおススメ!

水に食料品、トイレットペーパーに電池に・・・防災対策に必要なものを、備蓄の為に買いそろえるのは、意外と大変!つい後回しになっている方も多いのではないでしょうか?でも大丈夫!いい方法があるんですよ♪

みなさんはローリングストックをご存知でしょうか?消耗品をいつもより少し多めに買っておいて、消費しながら備蓄する方法です。これならあれこれ考えなくても、すぐに始められますね♪いざという時に慌てないよう、普段から用意しておくことができます。

まず避難しなければならない状況になった場合を、思い浮かべてみましょう。何が必要ですか?
愛犬と一緒に入れる避難所については地域差があり、多くの場合、車か自宅で過ごすことになると思われます。
そこでぐりちゃん宅では、避難バッグと共に、自宅備蓄もしっかりとされています。

ぐりちゃん♪こんにちは!よろしくお願いします

こんにちワン♪なんでも聞いてね

じゃあ早速ママが用意してくれた 防災グッズを見せてくれるかな?

見て見て!いっぱいあるんだよ

飲み水
一番大切なお水だよ
車内用飲み水
車の中でも保存できるんだって

環境省の「人とペットの災害対策ガイドライン」では、ペットフードや水は少なくとも5日分、できれば7日分以上を備蓄することが推奨されています。最近では防災備蓄用の長期保存できるものも増えてきました。車をお持ちのご家庭は、車内にも少し備蓄しておくと、安心かもしれませんね。

お水は1日あたり3ℓ×人数分+ぐりちゃん用だね

次はごはんとおやつだよ

フードストック
いつものごはんとおやつ♪
おやつストック
たくさんのフードをローリングストック!

災害時という普段とは違う環境で、飼い主さんは緊張しているでしょう。もちろん愛犬は、それを敏感に察知します。
食欲がなくなるかもしれません、お腹を壊すかもしれません。不安でいっぱいです。
そこで少しでもいつもの雰囲気に近づけるように、食べ慣れたフードやおやつ、そしてできればフードボウルも用意してあげたいですね。
食料の備蓄は、食べた分を買い足すローリングストックで、消費期限の問題も解決できますよ♪

愛犬のフードが 手に入らない時のために

もしもの時の為に、普段からいろいろ考えてくれてるんだよ

どんな事なのかな?

フードのストックが底をついてしまった、どうしても食べてくれない、などの緊急事態も頭にいれておく必要があります。

そこで人間用の非常食にも一工夫しておけば、いざという時に心強いでしょう。
普段、人間用の食べ物を与える事はおすすめできませんが、食べ物がないという事態だけは避けたいものです。
そこでぐりちゃんのお宅では、次のような工夫をされています。

  1. わんこが食べられないものは避ける
  2. あまり味付けがされていないものを選ぶ
  3. 非常時になんでも食べられるように、普段から色々なものを食べている
人間用ストック

ワンちゃんには、食べてはいけないものがあることは有名ですね。これらが入っていない食品を選んでおく事で、緊急事態においては役に立つかもしれません。
犬が食べてはいけない代表的な食品は次の通りです。

  • タマネギとその仲間(ネギ、ニラ、ニンニク、ラッキョウ、アサツキ、エシャロットなど、もし不明な場合、タマネギに似ているものは避けましょう)
  • チョコレート、ココア
  • ブドウ、レーズン
  • アボカド、マカダミアナッツ
  • アルコール
  • キシリトール 

できるだけ味付けがないか薄味のもの、調味料や味付けにタマネギやチョコレート、キシリトールなど上記の食品が入っていないかも、しっかりと確認しておきましょう。
そして普段からお米、果物、野菜など何でも食べられるようにしておくのもいいですね。くれぐれも与えすぎに要注意ですよ。

愛犬の為の 防災グッズ

愛犬用災害グッズ

避難バッグは人間用と合わせて、持っていかなくてはなりません。大荷物にならないよう最小限にしましょう。もちろん余裕があれば、お気に入りの毛布など他にも用意してあげてください。
・愛犬の保健証やワクチン証明
・ゼリー状のレトルトパウチフード
・トイレシーツ(非常時は人用のトイレや止血に使えます)
・リード、ハーネス
・折りたたみ式簡易ケージ
・いつもの薬

他には
・タオル、新聞紙・段ボール
・クレートやキャリーケースなども、あればいいでしょう。

災害が来たらびっくりして走り出しちゃうかも

大丈夫!対策があるよ♪

迷子にさせない!

災害時には人もペットもパニックになってしまいます。もし逃げ出して迷子になったら?
考えたくはないですが、もしもに備えて鑑札、迷子札、マイクロチップなど普段から対策をしておきましょう。
なお、2022年6月からは動物愛護管理法により、ペットショップやブリーダーから販売される犬・猫へのマイクロチップ装着と情報登録が義務化されています。迎え入れた飼い主さんは30日以内に環境省の「犬と猫のマイクロチップ情報登録」サイトで飼い主情報の変更登録が必要です。すでに飼っている犬への装着は努力義務ですが、災害時に離ればなれになっても身元を証明できる心強い備えになります。硬い首輪が苦手でも、例えばハンカチやハギレに名前や連絡先を書いたり刺繍したりして、首に巻いておけば、おしゃれですよ♪


避難所について

避難所にペット同伴で入れた場合、まずは一安心ですね。しかし避難所には動物が苦手な人もたくさんいる事を、忘れないでください。たとえ動物好きな人でも、飼い主さんがルールを守れなかったり、周りへの配慮ができなかったりすると、愛犬までもが同じ目で見られてしまいます。
これは普段の生活から、意識して気を付けていれば大丈夫ですね。

避難所は市区町村ごとに管理されています。「同行避難できるか」「避難所に犬用の備蓄はあるのか」「避難中の犬の待遇」など気になる事は、事前に確認しておきましょう。

ぐりちゃん、今日はありがとう♪

いっぱい見てくれた?ありがとう♪

もしもの時のために備蓄をし、心の準備をしておくことで、少しでも冷静に動けるようにしたいですね
ありがとうございました

【2026年版】「同行避難」と「同伴避難」の違いを知っておこう

環境省の「人とペットの災害対策ガイドライン」では、災害時はペットとの「同行避難」が基本とされています。似た言葉に「同伴避難」がありますが、意味が異なるので整理しておきましょう。

  • 同行避難:ペットと一緒に安全な場所まで避難する「行動」のこと。避難所でペットと同じ空間で過ごせることを意味するわけではありません。
  • 同伴避難:避難所で飼い主がペットを飼養管理できる「状態」のこと。受け入れの可否やルールは避難所・自治体ごとに異なります。

「同行避難できる=室内で一緒に過ごせる」とは限らず、ペットは屋外や別スペースでの飼養となる避難所も多くあります。お住まいの市区町村の受け入れ体制を、平常時に確認しておくことが大切です。

また環境省では、令和6年能登半島地震での対応状況の検証などを踏まえて本ガイドラインの改訂を進めており、2026年6月には改訂案への意見募集(パブリックコメント)が行われました。今後、より実態に即した内容へ更新される見込みですので、最新情報は環境省「ペットの災害対策」ページをチェックしてみてください。

よくある質問(FAQ)

Q. ペットフードや水の備蓄は何日分必要ですか?

A. 環境省のガイドラインでは少なくとも5日分、できれば7日分以上が推奨されています。療法食や薬が必要な子は、入手が困難になる場合に備えて多めに用意しておくと安心です。

Q. 避難所にはペットと必ず一緒に入れますか?

A. いいえ。受け入れの可否や飼養場所(屋内・屋外・別室など)は避難所や自治体によって異なります。お住まいの市区町村のホームページや窓口で、事前に確認しておきましょう。

Q. マイクロチップの飼い主情報はどこで登録・変更できますか?

A. 環境省の「犬と猫のマイクロチップ情報登録」サイト(オンライン)で手続きできます。引っ越しや飼い主変更の際は30日以内の変更登録が必要です。

Q. 避難生活のために普段からできるしつけはありますか?

A. クレートやケージに慣らしておくこと、「マテ」「オイデ」などの基本的な合図、人や他の犬を怖がらない社会化が役立ちます。避難所ではクレートで過ごす時間が長くなるため、クレートトレーニングは特におすすめです。

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※本記事は一般的な情報提供を目的としています。避難所の受け入れ体制や支援制度は自治体・時期により異なるため、最新情報は各自治体および環境省の公式情報をご確認ください。

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