※本記事は2026年7月に最新の獣医師監修情報をもとに内容を見直し、更新しました。
犬のシャンプーを自宅で行う際に多いお悩みが
- 犬の耳に水やシャンプーの泡が入ってしまうのは大丈夫なの?
- 犬の耳はどうやって洗うの?
- シャンプー後や日々の耳のケアはどうすればいい?
など…。
人間でも耳に水が入ってしまうのはかなり不快になりますよね。犬の耳の健康を守るためにも正しいシャンプーやケアをすることが大切です。
そこで今回は犬の耳のシャンプーやケアの方法についてご紹介いたしますのでぜひ参考にしてみて下さい!
犬の耳はとってもデリケート

犬の耳は人間の耳の構造とは大きく異なります。犬の耳の中は【L字】になっているため、耳の中に水が入ってしまうと長い時間湿ったままになってしまいます。
たとえ耳に入ってしまった水がすべて排出されていたとしても、湿ったままの状態を放置しているとカビや細菌が繁殖し、耳の病気になってしまう恐れもあります。
犬のシャンプーに関する知識があまり無い方の場合は、自宅でシャンプーをする際には耳にお湯が入らないよう注意しましょう。
犬の耳に水やシャンプーが入ってしまった!その後のケアが重要

基本的に犬は耳の中に水が入ってしまっても頭を振ることで水を排出しようとしますので、その時点で水が完全に排出できて、耳の中の乾燥ができていれば問題ありません。
しかし、頭を振っても完全に水が排出されていないこともあります。しっかりと耳の中を乾燥させるためには専門的な知識も必要となり、難しいです。
そして、耳の中に水が残ったままになってしまうと、外耳炎・中耳炎などの耳の病気を発症する原因となります。
万が一自宅でシャンプーをしているときに、泡や水が耳に入ってしまったときは以下のようなケアをしてあげましょう。
【犬のシャンプー後の耳のケア】コットンや犬用綿棒などで優しく拭き取る
万が一耳に水や泡が入ってしまった場合、コットンで目に見える範囲だけを優しく拭き取って下さい。
直接耳の中に指を入れたり、コットンで強くこすりつけてしまうのはNGです。また、綿棒を耳道の奥まで入れると耳垢を押し込んだり耳の中を傷つけたりする恐れがあるため、近年は獣医師も耳の奥への綿棒の使用を推奨していません。
耳の中に傷がついてしまうと、外耳炎になる恐れもありますので優しく拭き取る事を心がけましょう。
犬用綿棒を使う場合も、耳の入り口の見える範囲までにとどめましょう。使うなら、こちらのような長さと強度のあるものがオススメです。
【犬のシャンプー後の耳のケア】しばらくは様子を見る
犬のシャンプー後の耳のケアを行っても、「その後犬が頭を振ることをやめない」「耳を足で掻いている」などの仕草が見られる場合、水が耳の奥に残っている状態が考えられます。
耳の奥に入ってしまった水は、飼い主さんが取り除いてあげることはできません。
シャンプー後に上記のような仕草が見られる場合は、動物病院へ連絡をして獣医さんの指示を仰ぎましょう。
犬の耳の洗い方

犬の耳の汚れが酷い場合や、耳垢が多い場合は自宅で耳を洗うように獣医さんから指示があることもあります。
その場合は以下のような方法で綺麗に洗うことができますよ!
- シャワーを弱い水流にして、耳の中にぬるま湯を入れます。
- 犬に頭を振らせて、自分で水を耳から排出してもらいます。
- これを片耳10回ずつ行います。
- 耳の中をしっかりと乾かす
この手順で行うと、耳の中に入ってしまたシャンプー剤や汚れを綺麗に排出することができます。
しかし、自宅で耳を洗う場合は獣医さんからの指示があることに限ります。
特に耳に異常がない場合や、独断での耳の洗浄はしないようにしましょう。2026年現在も、自己判断での耳道洗浄は外耳炎を悪化させる原因になるとして、多くの獣医師が注意喚起しています。
犬の耳の洗浄は獣医さんに任せるのがいちばん!

犬の耳はとてもデリケートだという事がわかりましたね。
自分でお手入れをしたものの、症状を悪化させてしまったり耳の病気を引き起こしてしまうと飼い主さんも悲しい気持ちになりますよね…。
犬の耳の健康を維持するためには、正しい耳のケアが重要となります。犬の耳の中の洗浄は獣医さんにお願いするのがベストですよ!
どうしても気になる、という方は、顔付近でもあるので、こういったノンアルコールのなめても大丈夫なウェットシートで拭いてあげるのがオススメです。
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【2026年版】水遊び・プール後の耳ケアも忘れずに
夏はドッグプールや川・海での水遊びの季節。シャンプー時と同じように、水遊びの後も耳の中が湿ったままになりやすく、外耳炎のリスクが高まります。
- 水遊びの後は、耳の入り口の水分をコットンやタオルで優しく拭き取る
- 体を乾かすときに、耳のまわり(耳介の内側)もしっかり乾かす
- 特にたれ耳の犬種(コッカー・ビーグル・ダックスなど)は耳の中が蒸れやすいので念入りにチェック
- 数日たっても頭を振る・耳をかく・耳が臭う場合は動物病院へ
よくある質問(FAQ)
Q. 犬の耳に水が入るとどうなりますか?
A. 多くの場合、犬は頭をブルブルと振って自分で水を排出します。ただし犬の耳道はL字型で水が残りやすく、湿った状態が続くと細菌やマラセチア(カビの一種)が繁殖し、外耳炎や中耳炎の原因になることがあります。
Q. シャンプー後に頭を振り続けています。どうすればいい?
A. 頭を振り続ける・耳を足で掻く・首をかしげたままにするなどの仕草が続く場合、耳の奥に水が残っているか、すでに炎症が起きている可能性があります。飼い主さんが奥の水を取り除くことはできないため、動物病院に相談しましょう。
Q. 綿棒で耳掃除をしてもいいですか?
A. 綿棒を耳道の奥に入れるのはNGです。耳垢を奥に押し込んだり、耳道を傷つけて外耳炎を引き起こす恐れがあります。日常のケアは、目に見える範囲をコットンや犬用のノンアルコールウェットシートで優しく拭く程度にとどめましょう。
Q. たれ耳の犬は特に注意が必要ですか?
A. はい。たれ耳の犬種は耳の中の通気性が悪く、湿気がこもりやすいため外耳炎になりやすい傾向があります。シャンプーや水遊びの後は特に丁寧に乾かし、月1〜2回は耳の中の色やニオイをチェックしてあげましょう。
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※本記事は一般的な情報提供を目的としています。愛犬の耳に赤み・悪臭・かゆみなどの異常が見られる場合は、自己判断せず動物病院を受診してください。

