犬の耳でわかる心理状態とは?犬の耳の病気についても解説!

犬は言葉が話せない分、表情や体の動きで気持ちを表現すると言われています。

そして「耳」も愛犬の今の感情を知るための大きなヒントとなります。

今回は犬の耳でわかる気持ちについてや、犬の耳の病気についても詳しくご紹介しています。

ぜひ参考にしてみて下さい!

目次

【犬の耳でわかる感情】耳がピーンと立っているとき

犬の耳が「ピン!」と立っているときは、気になるなにかに注目をしているサインです。

耳をピンッと立てている時、同時になにかを探しているようにキョロキョロしていたり、飼い主さんに注目していたりしていませんか?

例えば、大きな音が聞こえたり、不思議な音が聞こえた時に耳をピンッと立てながらこわばるような表情になっている=【不安】【怖い】【警戒】などの感情。

おやつやおもちゃなど、自分の好きなものが手に入りそうなときに耳をピンッと立てて、表情が明るい(口角があがっているなど)場合=【期待】【嬉しい】などの感情。

上記の例のように、耳を立てている状態+仕草・表情をあわせて見ることで、より気持ちを判断しやすくなります。

【犬の耳でわかる感情】耳がペタンと倒れているとき

耳が「ペタン」と倒れている時にしっぽをブンブン振っている場合や、そばに寄ってくるような仕草を見せる場合は【信頼】【友好】のサインと言われています。

しかし、耳が倒れている状態に加え、しっぽが下がっていたり、耳が前方に傾いて倒れている場合は【恐怖】【威嚇】【緊張】などの感情のサインです。

この状況で、マズルにしわを寄せている場合や唸り声を上げている場合は【威嚇】のサインですので、それ以上刺激しないように注意が必要です。

耳がペタンと倒れていて元気がない様子や、しっぽを巻いている・うつむき加減の場合は、体調不良の恐れもありますので、その後の様子をしっかりと見てあげましょう。

また「カーミングシグナル」といって、相手に「あなたには敵意がありませんよ」という事を知らせるために耳をペタンと倒すこともありますよ。

耳(頭)を振っている・片方のみが下がる場合は注意!

耳を振っている、いつもは両方立っているのに、片方の耳が下がっている場合は耳の病気が疑われます。

これらのしぐさが見られた場合は、出来るだけ早く病院へ連れて行ってあげましょう。

犬の耳の病気の種類と症状について

犬の耳の病気の種類と症状は以下のとおりです。

病名症状病気の特徴
外耳炎・耳垢が増える
・耳を痒がる(耳・顔周りを掻くなど)
・耳(頭)を振る
・悪臭がする
など…
犬の耳には「外耳」「中耳」「内耳」に分けられていて、外耳炎は「外耳」に炎症が起こっている状態のことを言います。外耳炎になる原因は様々ですが、細菌やカビ(真菌)などの繁殖が原因で発症するケースが多いと言われています。
中耳炎外耳炎と同じ症状が見られますが、症状が進行していると
・耳を触れる事を嫌がる
・耳から膿が出てくる
・クルクルと回る(耳を傾けながら)
・目が揺れている
などの症状が見られることもあります。
中耳炎の多くは外耳炎の炎症が悪化した状態です。難治の外耳炎や外耳炎の治療をしていない場合など、中耳炎の治療を適切に受けていなかった場合などに発症するリスクが高まります。
耳血腫・耳を痒がる(耳・顔周りを掻くなど)
・耳(頭)を振る
・耳が腫れる
耳が立っている犬種は耳に血液が溜まり腫れる事によって、耳が垂れ下がる事もあります。
犬の耳にある軟骨の中に血液が溜まる病気。耳を掻いたり振ったりすることによって、軟骨内で出血が起こり血液が溜まると考えられております。

ここに記載した症状が必ずしも病気による症状とは限りませんが、病気の「可能性」がありますので、上記のような症状が見られる場合は早めに獣医師に相談するようにしましょう!

まとめ

犬の耳は犬の【喜怒哀楽】を知るための大きなヒントになることがわかりました!

犬の気持ちを知ることによって、よりコミュニケーションを深める事もできます。

今一度愛犬の耳に注目して気持ちを読み取ってみてはいかがでしょうか!

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