犬のシャンプー頻度はどのくらいがベスト?

(2026年6月更新)最新の獣医師・トリミング情報をもとに、犬種・毛質による頻度の調整、老犬のケア、そして「動物病院に行くべき目安」を追記しました。

犬のシャンプーの頻度は、少なすぎても多すぎても良くありません。

場合によっては皮膚疾患の原因になることもあるので、最適なシャンプーの頻度を知り常に清潔な状態を保ってあげることが大切です。

ここでは、「犬のシャンプーを怠るとどんな問題が出てくるの?」「反対にシャンプーのしすぎはどうなるの?」などシャンプー頻度についての疑問にお答えしていきますので、ぜひ参考にしてみてくださいね!

目次

成犬の最適なシャンプーの頻度は月に2回まで!

健康な成犬の場合、1ヶ月に2回までが最適と言われています。毎月1回のトリミングに行っている方の場合でも愛犬の皮膚のコンディションや汚れ具合では、月1回のシャンプーでは不十分な場合もあります。

反対に洗いすぎもNGです。中には「週に1度は自宅で洗っている」という方もいらっしゃいますが、洗いすぎると必要な油分まで洗い流されてしまい皮膚の乾燥トラブルが起きてしまう恐れもあります。

また、皮膚に炎症がある場合や疾患がある子、使用しているシャンプーの種類などによっても、シャンプーの頻度が異なります。これらの場合は、シャンプーをする前に必ずかかりつけの獣医師に相談しましょう。

月2回トリミングサロンでシャンプーをお願いするのも、飼い主さんにとって負担になってしまいますよね。

その場合は、残りの1回は自宅で簡単にシャンプーを済ませるか、汚れやすい足やお尻周りだけを洗うのがおすすめですよ!

老犬の最適なシャンプーの頻度は「体調の良い日」に行う

体力が落ちている老犬にとって、シャンプーは大きな負担となります。

体調の良さそうな日に月2回行うのが良いですが、月に1回でも問題ありません。

疾患を持っている子や要介護犬の場合はシャンプーによって体調が悪くなる可能性も高くなるため、ドライシャンプーで綺麗に体を拭いてあげるのもおすすめですよ!

子犬の場合、予防接種が終わるまではシャンプーNG!

子犬の場合、予防接種が全て済んでいない子は全身のシャンプーは控えるようにしましょう。

ですが、予防接種が終了するまで汚れてしまっている状態を放っておくのは衛生的によくありません。月に1~2回程度濡れタオルで体を拭いてあげるようにしてください。

排泄物で部分的に汚れてしまっている場合は、その部分のみをシャンプーしてあげると良いですよ。

子犬のシャンプーは最後の予防接種から2週間経過していて、さらに生後4ヶ月以降から行いましょう!

シャンプーのやりすぎで起こるトラブル

  • かゆみ
  • フケ
  • 炎症
  • 肌荒れ

「清潔にしなければ!」と愛犬を洗いすぎてしまうと、肌の保護膜が剥がれてしまい上記のような皮膚トラブルが起きてしまう可能性もあります。

犬の汚れやニオイが気になり頻繁にシャンプーがしたいという場合でも、月2回以上のシャンプーは避けて部分洗いもしくは、ぬるま湯で洗い流す程度にとどめておきましょう。

シャンプーをしない事で起こるトラブル

  • 皮膚炎
  • ノミ・ダニなどの繁殖(感染症)
  • 悪臭

反対にシャンプーの回数が少ないと、上記のような皮膚トラブルが起こります。

特に犬の皮脂が大好物なノミやダニはシャンプーをしていないと大量に繁殖し、その結果酷いかゆみ症状が出て皮膚炎を起こしてしまうこともあります。

何より皮脂や排泄物・食べ物による汚れで、かなりの悪臭を放ちますので愛犬にとっても飼い主さんにとってもかなり不衛生な状況となります。

※シャンプーをしたからと言って上記の皮膚トラブルの症状が改善するわけではありません。これらの皮膚トラブルがある場合は、かかりつけの動物病院へ受診することをおすすめします。

犬のシャンプー後はしっかり被毛を乾かす

シャンプーで綺麗に汚れを落としていても、自然乾燥に任せてしまうと生乾きの服や雑巾と同じように、ニオイが出る事もありますし、衛生面でもよくありません。

シャンプー後には、 タオルでしっかりと水気を取ったあと ドライヤーでしっかりと乾かしてください。

まとめ

健康的な成犬の場合は月2回のシャンプーが適切です。

洗いすぎや洗わなさすぎは皮膚トラブルの原因となってしまいますので、少なくても月1度のシャンプーを心がけてくださいね!

また、シャンプー後の乾燥は、全体が乾くようにドライヤーでしっかりと乾かしましょう。

ドライヤー時間が長いと、体調不良を起こす可能性もありますので乾かす前にしっかりとタオルで水気を拭き取ると、ドライヤー時間を短縮させることができるのでやってみて下さい!

犬種・毛質・生活環境で頻度は変わる

基本は月1〜2回ですが、すべての犬に同じ頻度が当てはまるわけではありません。長毛種や皮脂の分泌が多い犬、屋外で過ごす時間が長い犬はやや頻繁なケアが必要になることがあり、反対に皮膚が乾燥しやすい犬や短毛種は回数を抑えたほうがよい場合もあります。毛質・皮膚の状態・生活環境を見ながら調整してあげましょう。

老犬については、体力が落ちている場合は無理に月2回行う必要はなく、2か月に1回程度に減らし、体調の良い日を選ぶか、ドライシャンプー(蒸しタオルで拭く)で代用するのも一つの方法です。

こんなときは動物病院へ(受診の目安)

シャンプーは清潔を保つためのケアであって、皮膚トラブルの治療ではありません。次のような様子が見られるときは、頻度ややり方を見直すとともに動物病院を受診しましょう。

  • シャンプーをしてもニオイ・かゆみ・フケが改善しない、または悪化する
  • 赤み・湿疹・脱毛・かさぶたなど皮膚の異常がある
  • 頻繁に体をかく・舐める・噛むなどの仕草が続く
  • 特定の季節や食事のあとに皮膚症状が出る(アレルギーの可能性)

皮膚炎や膿皮症などで治療用の薬用シャンプーを使う場合は、頻度や洗い方が通常と異なります。必ず獣医師の指示に従ってください。

よくある質問(FAQ)

Q. 犬を毎日シャンプーしてもいい?
A. おすすめできません。毎日洗うと皮膚を守る皮脂まで落ちてしまい、乾燥やフケ、かゆみの原因になります。汚れが気になる日は部分洗いやぬるま湯ですすぐ程度にとどめましょう。

Q. 週1回のシャンプーは多すぎる?
A. 健康な犬では月1〜2回が目安のため、週1回は基本的に洗いすぎです。皮膚に異常がなければ頻度を下げ、皮脂が多い犬種などで週1回が必要かどうかは獣医師に相談すると安心です。

Q. シャンプーが苦手な子はどうすればいい?
A. ぬるま湯の温度や音に慣らす、短時間で済ませるなどの工夫が有効です。どうしても嫌がる場合はトリミングサロンや動物病院に相談しましょう。

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※本記事は一般的な情報提供を目的としており、獣医師による診断・治療の代わりになるものではありません。皮膚に異常がある場合は、自己判断せずかかりつけの獣医師にご相談ください。

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