飼い主さんがお家でシャンプーができるようになると、トリミングサロンに行く頻度も減り家計も助かります。
なにより、愛犬を清潔に保つことができるので皮膚トラブルや病気の予防などのメリットもたくさんあります!
ここでは、自宅でも簡単にできる犬のシャンプーのやり方を解説いたします。
洗い方のコツもご紹介していますので、ぜひ参考にしてみてくださいね!
犬のシャンプーで用意するもの

- スリッカーブラシ(コームブラシでもOK)
- 犬用シャンプー&リンス(シャンプーとリンスが別になっている物もOK)
- 洗面器
- スポンジ
シャンプーをスムーズに始めるために、先に上記の4点を用意しておきましょう。
人間用シャンプーを使用してトラブルが出る事もあります。犬用のシャンプー&リンスを使用してくださいね。
犬のシャンプーのやり方①:シャンプーをする前にブラッシングを済ませておく

犬をシャンプーする前には必ずブラッシングをして、毛に付いている汚れや毛玉を除去しておきましょう。
ブラッシングを怠ると、せっかく綺麗にシャンプーをしても綺麗に汚れを落とすことができません。
犬のシャンプーのやり方 ②:全身をしっかりと濡らす(お湯の温度は37~38℃)

シャンプー液を付ける前に、ぬるま湯でしっかりと犬の全身を濡らしてください。
しっかりと濡れていないとシャンプーの泡立ちが悪く洗い残しが出てしまう可能性もあります。
健康な子の場合、お湯の温度は37~38℃が最適と言われています。
ただし、短頭種・心臓や呼吸器に問題がある子の場合、かかりつけの獣医さんにシャンプーの方法やお湯の温度について相談してから実施するようにしましょう。
- シャワーヘッドを体に軽く押し当ててお湯を流してあげると、地肌までしっかりと濡らすことができます。
- お湯をかける際は、犬をびっくりさせないためにもシャワーはおしりの方からかけることがポイント!
- 顔周りをする際は、鼻の中にお湯が入ってしまわないよう、犬の顔を上にあげて流しましょう。
- 中には顔に水がかかると嫌がる子もいます。その場合は布にたっぷりお湯を含ませて、ゆっくり流してあげると良いですよ。
犬のシャンプーのやり方③: シャンプーを泡立てる

シャンプーは洗面器でしっかりと泡立てて洗うようにしましょう。泡立てる際にスポンジを使って揉み込むように泡立てると早く泡立ちやすいのでおすすめです。
初めから泡で出てくるシャンプーを使うのも問題ありません!
犬のシャンプーのやり方④:泡で犬の全身を綺麗に洗う
泡はスポンジに含ませて、犬の体に付けるようにしましょう。泡は犬の地肌まで届いていれば問題ありません。
洗う順番は【背中→お尻→足先→顔周り】の順で洗います。
- 耳の内側と脇の部分は洗い忘れが多いのでしっかりと洗う。
- 顔周りのシャンプーは最後に。目の中に泡が入らないよう特に注意して慎重に洗い進めましょう!
- 全身を優しくマッサージしながら洗うと、愛犬もリラックスできます。
- 泡はたっぷりと体に付けて、しっかりと犬の地肌まで届くように洗う。
犬のシャンプーのやり方⑤:すすぎ

洗い終えたら、全身の泡をしっかりとすすぎましょう。
すすぎの順番は【顔周り→お尻】に向かってシャワーをかけるようにしましょう。
すすぎの際も、シャワーヘッドを体に軽く押し当てるように流してあげると、地肌の泡もしっかりと洗い流すことができますよ。
- スポンジにお湯を含ませながら洗い流すと、より綺麗に洗い流すことができます。
- 洗い残しの多い耳の内側や脇の部分はすすぎ忘れのないように注意する。
泡がしっかりと流せていないと、皮膚トラブルに繋がりますので体のぬるつきが無くなるまでしっかりと洗い流しましょう!
まとめ
- シャンプーの前には必ずブラッシングをして、しっかりと汚れ・毛玉を落としておく。
- お湯は37~38℃が最適。(※健康な犬に限り)
- しっかりと体を濡らして、シャンプーはしっかりと泡立てる。
- すすぎ残しは皮膚トラブルの原因になるため、すすぎ残しのないようしっかりと洗い流す。
愛犬の皮膚の健康を守るためにはまず、愛犬の皮膚のコンディションをチェックしてシャンプーを実施することが大切です。
皮膚トラブルがある場合は、かかりつけの獣医師に相談しましょう。
常に清潔を保ち、愛犬と健康的な毎日を過ごしてくださいね!