(2026年8月更新)運動量が少なく室内で過ごすことの多い室内犬は爪が伸びやすく、定期的な爪切りが必要となります。
愛犬の爪切りのときに「暴れる」「怖がる」「そもそも爪切りの仕方がわからない」ということで悩まれている飼い主さんもいらっしゃるかと思います。
そこで今回は、犬の爪切りの方法とコツ、頻度について解説いたしますのでぜひ参考にしてみて下さい。
犬の爪切りはトリミングサロンや動物病院でもお願いできます

犬の爪切りはもちろん、トリミングサロンや動物病院へお願いすれば、爪切りのみでも受け付けてくれますよ!
飼い主さんが無理に自宅で爪切りをすると、愛犬に怪我をさせてしまう可能性や、反対に飼い主さんが怪我をしてしまう可能性もあります。
また、爪切りに対して愛犬が恐怖心を覚えてしまうと、今後トリミングサロンや動物病院での爪切りも困難となってしまう事もあります。
飼い主さんが爪切りをしていて「自宅では無理だな」と少しでも感じた場合は、トリミングサロンや動物病院へお願いする事をおすすめします。
犬の爪切りの頻度について

犬の爪切りの頻度は月に1〜2回が目安です。室内で過ごす時間が長い子は爪が削れにくいため月2回程度、散歩の機会が多い子は月1回程度で十分なことが多いですよ。遅くとも4週間前後に1度はケアしてあげましょう。
ですが、爪が伸びるスピードは犬によっても違いますので1週間に1度は愛犬の爪のチェックをしましょう。床を歩いているときに「カチャカチャ」と地面に爪が当たる音がすればそろそろ切り時の合図ですよ!犬が立った状態で、爪の先端が地面につかない長さが理想です。
犬の爪切りに必要な道具
犬の爪切りには
- 犬用爪切り
- ヤスリ
- 止血剤
上記の3点をまず準備しておきましょう。
犬用の爪切りには種類があり「ギロチンタイプ」「ニッパータイプ」「ハサミタイプ」があります。基本的にはギロチンタイプを使用しますが、初心者には「ニッパータイプ」がとてもおすすめです。
また、子犬や小型犬の場合は「ハサミタイプ」も使いやすいですよ。
「ギロチンタイプ」は切れ味が良く、大型犬のように爪が大きく硬い犬種でもスムーズに作業ができますので、爪切りに慣れている方におすすめです。
ヤスリは最後の「仕上げ」に使用しますが、電動タイプの爪やすりは爪切りが苦手な子にも使用できるのでおすすめです。
犬の爪切りの方法とコツ

まずは、犬に爪切りは「怖くない」という事を認識させる必要があります。
ご褒美を準備しておき、1つの指の爪を切る毎にご褒美を与えたり爪切りの後にご褒美を与えるなど工夫をしながら恐怖心を与えないように爪切りをしましょう。
犬の爪切りの手順は以下のとおりです。
- 爪の血管を確認します。(爪が透明な子は血管の色が目で見て確認できます。)
- 身体を固定し、爪を切る足を持つ。
- 爪切りが出来たら褒める
切る長さを確認するために、爪の血管を確認しましょう。光に爪を当てると血管が確認しやすくなります。
爪を切る際は、愛犬の身体をしっかりと優しく固定します。嫌がる場合は無理に固定せずに、リラックスしたら再開するようにしましょう。
固定する際は、愛犬を自分の身体にピッタリと密着させることに寄って、愛犬も安心感を持つことができますよ!
特に爪を切る順番の決まりはありませんが、前足から初めてしまうと恐怖心を与えてしまう可能性もありますので、後ろ足から始めることをおすすめします。
そして、爪切りが出来たらおやつなどを与えてしっかりと褒めることを忘れないようにしてくださいね!
黒い爪の子の場合の爪切りについて

犬に寄っては、爪が黒く血管が見えない子もいます。黒い爪の子の場合、以下の3つのポイントをチェックして行いましょう!
- 少しずつ切り落としていく
- 爪の断面の色が少しずつ変化していきますので、注意して切り進めていきます。
- 爪の断面を確認しながら切る。白い膜のようなものが出てきたらストップ!
黒い爪の子の爪切りは、爪の断面を見ながら切り進めていきます。切り進めていくと少しずつ色が変化してきて、やがて白い膜のようなものが見えてきます。
白い膜の先には血管がありますので、白い膜が見えた時点で爪切りをストップしてくださいね!
血管を切って出血してしまった場合の対処法
爪を切りすぎて血管を切ってしまった場合、出血してしまいます。出血量が多く飼い主さんは焦ってしまう方も多いのですが、焦らず「動物用止血剤」を使用して止血しましょう。(動物病院やペットショップ、通販サイトでも購入可能です。)
止血剤は、出血した爪の部分に数秒押さえつけると簡単に出血が止まります。止血前に血は清潔なタオルやガーゼなどで拭き取ってから止血剤を塗りましょう。
止血剤が手元にない場合は、清潔なティッシュやガーゼで出血部分を数分間しっかり圧迫すれば止まることがほとんどです。それでも血が止まらない場合や出血を繰り返す場合は、動物病院を受診してくださいね。
犬の爪切りに関するよくある質問
Q. 犬の爪はどこまで切ればいい?
血管の手前2mm程度まで、少しずつ切るのが基本です。犬が立ったときに爪の先端が地面につかない長さが理想の目安です。深爪が心配な場合は、先端を数ミリずつ平らに切り進めましょう。
Q. 爪切りを嫌がって暴れる場合はどうすればいい?
一度にすべての爪を切ろうとせず、「1本切ったらご褒美」「嫌がる前にやめる」を徹底しましょう。足先に触られること自体に日頃から慣れさせておくことも大切です。どうしても難しい場合は、無理をせずトリミングサロンや動物病院にお願いしましょう。
Q. 爪切りをしないとどうなる?
伸びた爪は折れたり肉球に食い込んだりして怪我の原因になるほか、地面に当たって歩き方が崩れ、足腰への負担にもつながります。爪の中の血管も一緒に伸びてしまい、短く切れなくなってしまうので、定期的なケアが大切です。
Q. サロンや動物病院で爪切りだけお願いすると料金はいくら?
爪切り単品の場合、トリミングサロン・動物病院ともに500円〜1,000円程度が相場です(施設や犬のサイズにより異なります)。爪切りが苦手な子は、プロにお願いするのも立派な選択肢ですよ。
関連記事
- 犬の肉球について│肉球の役割とは?病気やケア方法もご紹介!
- 犬の肉球やけどに注意|夏のアスファルト対策と応急処置・受診目安
- 犬の指間炎とは?足を舐める原因・症状・自宅ケアと受診目安
- 犬が足を引きずる原因|前足・後ろ足別の見分け方と受診目安
- 犬のトリミングってなに?頻度の目安や料金についてトリマーが解説!
まとめ
犬の爪切りで一番大切な事は「信頼関係」です。信頼関係を築くためには日頃のスキンシップが重要になります。
スキンシップをしている際に、愛犬の足を触るようにして足に触られることに対して慣れさせておくことをおすすめします!
そして、爪切りを自宅でする際に、嫌がってしまう子は無理に自宅でせずにトリミングサロンや動物病院へお願いしましょう。

