犬の肉球について│肉球の役割とは?病気やケア方法もご紹介!

押すとプニプニしていて、見た目もとっても可愛い犬の「肉球」。愛犬の肉球の虜になっている飼い主さんもたくさんいらっしゃるかと思います。犬の肉球は可愛いだけではなくとても重要な役割があるので、飼い主さんが愛犬の肉球の健康を守ってあげなければいけません。

今回は、犬の肉球について、ケア方法や肉球の病気に関する事をご紹介いたしますのでぜひ参考にしてみてください!

目次

犬の肉球の役割とは?

犬の肉球は

  • 地面から受ける衝撃を吸収して、関節・骨などをサポートする(クッションの役割)
  • 地面の熱や冷たさから守る
  • 滑り止め
  • 体温調節

など、大切な役割があります。

これらの犬の健康にとっても必要不可欠な肉球のケアを怠ってしまうと怪我の原因や病気を発症してしまう恐れもありますので、飼い主さんがケアをしっかりとおこなってあげることが大切です。

犬の肉球に関する病気・トラブルについて

犬の肉球は以下のようなトラブルや病気が発生する可能性があります。

病気・トラブル解説
火傷や怪我真夏のアスファルトや砂浜など、地面が高温になっている場所を歩かせてしまうと、火傷をしてしまう事もあります。また、砂利道や地面に落ちている釘やガラスなどを踏んで肉球を傷つけてしまう事もあります。夏のお散歩はできるだけ日中は避けて早朝・夕方の時間帯に行くなどの考慮が必要です。また、お散歩中は常に愛犬が歩く先に危険なものが無いかどうかチェックしながら歩く事も大切ですよ。
指間炎肉球ではなく指の間に起こる炎症で、肉球の間や指に炎症が起こってしまう病気です。悪化すると、血や膿が溜まりコブ状に膨れる場合もあります。原因は様々ですが主に細菌や真菌、アレルギーや外傷などが原因だと考えられています。犬が肉球を頻繁に舐めたり噛んでいたら足の裏に異常が無いかチェックしてあげましょう。
腫瘍腫瘍は犬の肉球・肉球の間にも出来ることがあります。無症状な場合もあるため日頃のスキンシップをする際に足の裏の健康チェックも取り入れてみましょう。少しでも異変があれば迷わずかかりつけの獣医師へ相談して下さい。
腫瘍は早期発見が大切です。足の裏から血が出ていたり腫れていたり、しきりに舐めたり噛んでいたりする、歩行が困難になるなどの症状がある場合は早急に獣医師に相談するようにしましょう。

その他にも、ハチなどの害虫に刺されてしまうというトラブルも実際にあります。

肉球の健康チェックはおこなっていないという方も多いかと思いますが、これを期に少なくても週に1度肉球に異常がないかチェックしてあげるようにしましょう!

こんな場合はかかりつけの動物病院へ相談を!

本来肉球は「みずみずしい」「柔らかい」状態が健康的だと言われています。

  • カサカサしている
  • ひび割れている
  • 赤くなっているなどの炎症がある
  • 痛そうにしている(足をかばうような歩き方)
  • 肉球の色が白っぽい
  • 頻繁に足の裏を舐めている・噛んでいる

などの症状がある場合は、できるだけ早めに動物病院へ相談にいきましょう。

犬の肉球のケア方法について

犬の肉球のケア方法は以下のとおりです。

  • 犬の肉球用クリームを使って保湿をしてあげる
  • 足の裏の毛を定期的にカットしておく
  • お散歩時には犬用の靴を履かせる

など。

犬の肉球は乾燥しやすく、年を取るにつれて肉球が硬くなります。そうすると、フローリングの上では滑りやすくなってしまい、関節のトラブルやヘルニア発症の原因になることもあります。

犬用の肉球クリームは保湿効果があるので乾燥を防ぐこともできますし、マッサージをしながらクリームを塗り込む事によって血行促進・リラックス効果・足の裏の病気の早期発見などのメリットもありますよ!

また、足裏の毛が伸びていると肉球が毛で覆われてしまい滑り止めの効果を発揮しなくなってしまいますので、伸びていればカットが必要です。

そして、お散歩時のアスファルトからの熱から保護したり、怪我を予防するなど、犬の肉球を保護するために犬用の靴が販売されています。嫌がらない子であればそういった便利グッズを使用するのもおすすめですよ!

まとめ

犬の肉球は「健康のバロメーター」でもあります。

日頃から愛犬の健康チェックを行うことで少しの異変にも気付くことができます。

どのような病気でも早期発見・早期治療が完治の鍵となりますので、ぜひ定期的に足の裏の健康チェックも取り入れるようにしましょう!

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