犬に人間用のワセリンを使っても大丈夫?使い方や使用時の注意点について

ワセリンは人間にとっても用途の幅が大きく、それほど高値では無いため手に取りやすい商品ですよね。

愛犬の皮膚の乾燥が気になったり少しの怪我などに「ワセリンが使えたらなぁ…。」「効果があるのであれば使いたい」と思っている方もいらっしゃるのではないでしょうか?

今回は、人間用のワセリンは犬に使うことができるのかどうかについて、そして使えるのであればその使い方や使用時の注意点についてもご紹介いたしますのでぜひ参考にしてみてください!

目次

用途を守れば犬にワセリンを使っても大丈夫!

結論から言うと、ワセリンに毒性はないため、犬にワセリンを使っても大丈夫だと言われています。

ワセリンに使われている石油は「天然鉱産物」の成分から分けた、炭化水素類が混ざったものを、色を抜き生成した物で、刺激性も少なく医療品の軟膏の素としても使われている事が多いです。

そのため、犬にも用途を守れば安全に使うことが出来ます。

ですが、ワセリンを舐めてしまい「下痢」を起こしてしまうというトラブルも起こっていますので、犬に使う場合は使い方に十分注意しなければいけません。

では、どのような注意点があるのでしょうか?見ていきましょう!

ワセリンを使うときの注意点について

ワセリンを犬に使うときの注意点は以下のとおりです。当てはまる場合は使用しない、もしくはかかりつけの獣医師へ相談することをおすすめします。

足を舐める癖のある子には、足裏に使わない
肉球の保湿に使いたい!という方もいらっしゃるのですが、愛犬が足を舐める癖がある場合できれば使用を避けるか、犬用の靴下を履かせるなどの対応を取るのもおすすめです。

鼻など顔周りには使用しない
犬は鼻を舐めて自分を落ち着かせたり、他の犬や飼い主さんを落ち着かせる行動を取ります。

日常的に鼻を舐める子の場合は、使用を避けることをおすすめします。

ワセリンを塗った箇所を舐めてしまった場合はどうすればいいの?

万が一ワセリンを舐めてしまった場合、緊急性はないのでまずは下痢などの症状がないか様子を見てみましょう。特に体調に変化がなければ問題ありませんが、下痢や元気が無いなどの異変がある場合は獣医師へ相談しましょう。(症状が出ている場合でも、必ずしもワセリンを舐めたからという事が原因では無いこともあります。)

相談する際には、使用したワセリンを持参していくことをおすすめします!

こんな愛犬にはワセリンがおすすめ!

以下のような場合は、ワセリンがおすすめです!

  • 肉球が乾燥しやすい子
  • シニア犬など皮膚が乾燥しやすい子
  • お散歩の後の肉球ケア
  • 室内飼育をしていて、滑りやすい子

ワセリンは保湿効果が高いので、皮膚が乾燥しやすい子の乾燥防止におすすめです!

肉球ケアをワセリンでする場合は、優しくマッサージをしながらすると愛犬とのコミュニケーションになりますのでおすすめです。

ただし、皮膚疾患のある子や疑いがある子の場合、自己判断でワセリンを使用するのはNGです。皮膚に異常が見られる場合は必ず動物病院へ受診するようにして下さい。

犬にワセリンを使うときの使い方

犬にワセリンを使う時は量に注意しなければいけません。

ワセリンは少量を薄く伸ばして使用するようにして下さい。

塗りすぎてしまうと反対に乾燥を悪化させてしまう事もあるので、塗りすぎてしまった場合はティッシュなどで拭き取りましょう。

また、ワセリンを使用する前には人肌に温めてから使用すると、塗るときに伸ばしやすくなりますよ!

まとめ

ワセリンは毒性が無く、犬にも使えるおすすめな保湿剤です。

安く手に入り、高い保湿力もあるので乾燥しやすい部分に塗ると効果的ですよ!お散歩の後の肉球ケアにもぴったりですよ。

しかし、舐めてしまったことによって下痢などを起こす可能性もありますので、十分注意して使用するようにしましょう!

念の為、使用前にかかりつけの獣医師へ相談してから使用することをおすすめします!

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