【トリマー監修】犬がシャンプーを嫌がる理由は?嫌がらないコツも合わせて解説!

(2026年7月更新)最新のトリマー・獣医師向け情報をもとに、お湯の温度や「嫌がらせないコツ」を見直し、ご褒美を使った慣らし方とFAQを追記しました。

愛犬の健康を守るためには、適切な頻度でシャンプーをすることがとても大切です。中には自宅でシャンプーをしている方も多いでしょう。

そんな方の中でも多いのが「愛犬がシャンプーを嫌がって大変」というお悩みです。

ここでは、犬がシャンプーを嫌がる理由と、嫌がらないシャンプーのコツについてご紹介します。

目次

犬がシャンプーを嫌う理由

犬がシャンプーを嫌がる理由は以下のような事が考えられます。

  • 水が怖い
  • 過去にシャンプーで嫌な思いをした事がある
  • シャンプーのニオイが苦手
  • 自分のニオイが無くなってしまう
  • 水の音が怖い
  • 水の温度があつい

など…。この中で飼い主さんに心当たりのある事はありましたか?犬がシャンプーを嫌う理由はその子によって様々ですが、主に上記のような事が考えられます。

【理由別】犬がシャンプーを嫌がらないコツとは?

早速、それぞれの理由とその対処法を具体的に説明しますね!

① 水が怖い・水の音が怖い

元々水が好きな犬がいれば、苦手な犬もいます。

シャワーは音も出ますし、水が勢いよくでるためびっくりしてしまう子も意外と多いのです。

水を怖がる子や水の音を怖がる子の場合は、シャワーヘッドを優しく皮膚に押し当てるようにして水を流してあげると、音も出にくく水の跳ね返りも軽減されますよ!

② 過去にシャンプーで嫌な思いをしたことがある

たとえば「シャンプー中に暴れて飼い主さんに怒られた」「水やシャンプー剤が目や目に入った」など、過去の経験はシャンプー時に恐怖心を植え付けてしまうことになります。

シャンプー中は何があっても怒らず、暴れても無理やり押さえつけないように心がけて下さい。

愛犬がどうしても暴れてしまう場合は少し落ち着くまでシャワーを中断するか、慣れるまでスポンジなどを使用して水をかけてあげると良いですよ。

そして「大丈夫だよ」「怖くないよ」と優しく声をかけ続けて愛犬を安心させてあげることも大切です。

また、目や鼻に水が入ってしまわないように、顔のシャンプーはスポンジやガーゼを使って少しずつ洗い流しましょう。

③ 水の温度が熱い

犬のシャンプー時の最適な水の温度は、健康な子の場合は37~38度と言われています。人間にとっては少しぬるいと感じるかもしれませんが、犬にとっては快適な温度ですので、水をかける前に必ず温度チェックをして下さい。

短頭種・心臓や呼吸器に問題がある子の場合、かかりつけの獣医さんにシャンプーの方法やお湯の温度について相談してから実施するようにしましょう。

④ ニオイが苦手・自分のニオイが無くなる事が嫌

シャンプーの後に体をタオルや自分のベッドにこすりつけるような行動を見たことがありませんか?

この場合、シャンプーのニオイが苦手、もしくは時分のニオイが流されてしまい不快に感じている事も考えられます。

人間にとっていいニオイでも、犬にとって不快に感じるニオイもあるため、上記のような行動が見られる場合は次回からシャンプーを少し薄めて使ってあげてみてください

犬のシャンプーの時間は10分以内に済ませよう!

時間がかかればかかるほど犬にかかる負担は大きくなり、嫌がるようになってしまいます。

犬のシャンプーは素早く行う事が大きなポイントになります。基本的にシャンプーの時間は10分以内に済ませられるように心がけて下さい。

犬のシャンプーを10分以内に収めるためのコツは【2度洗い】です。1度のシャンプーでしっかりと泡を立てて汚れをしっかり落とすには時間がかかってしまいます。

1度目で皮膚の表面に付いている汚れを浮かせることによって、2度目のシャンプーでしっかりと泡立ち、汚れを洗い流すことができますので時間短縮・仕上がりも良くなりますよ!

子犬の頃から水に慣れさせておく事も大切

犬は子犬の頃から様々な経験をさせておくことで、成犬時からの育てやすさが左右されます。

子犬の頃に「水が怖い」という経験をしてしまうと、成犬時になってもその恐怖心が消えずに残ってしまいます。その恐怖心を成犬になってから改善させることは時間と根気強さが必要となります。

そうなってしまう前に子犬期の頃から水遊びやシャンプーをして、水に慣れさせておくことも大切ですよ!

【2026年版】ご褒美で「お手入れ=うれしい」を育てるコツ

無理に押さえつけて洗うと、恐怖心がさらに強くなり逆効果です。最近のトリマー・動物病院の解説でも、少しずつ良いイメージを付ける「ポジティブな慣らし方」が推奨されています。

  • 散歩帰りに足やお尻だけを洗う習慣をつけ、終わったらすぐ褒めておやつをあげる。
  • シャワーヘッドは皮膚に密着させ、音と跳ね返りを減らす。
  • お湯の温度は37〜38度(人が「少しぬるい」と感じる程度)を守る。
  • シャンプーは10分以内・2度洗いで手早く。長引くほど負担が増える。
  • 嫌がる日は無理せず中断し、スポンジやガーゼで部分的に洗う。

「お手入れ=うれしいこと」という関連付けを地道に繰り返すことが、シャンプー嫌いを克服する一番の近道です。子犬期から水に慣れさせておくのも効果的です。

よくある質問(FAQ)

Q. 犬がシャンプーを嫌がるのはなぜ?

A. 水や音への恐怖、過去の嫌な経験、お湯が熱い、シャンプーの匂いが苦手、自分の匂いが消えるのが不快、などが主な理由です。

Q. シャンプーのお湯の温度は何度がいい?

A. 健康な犬で37〜38度が目安です。人が「少しぬるい」と感じる程度が犬には快適。短頭種や心臓・呼吸器に不安がある子は事前に獣医師へ相談しましょう。

Q. 嫌がる犬を慣れさせるにはどうすればいい?

A. 無理強いせず、散歩後に足やお尻だけ洗う→すぐ褒めておやつ、を繰り返して「お手入れ=うれしい」と関連付けるのが効果的です。子犬期から水に慣れさせるのも有効です。

Q. シャンプーの頻度はどのくらい?

A. 月1〜2回が目安です。洗いすぎは皮脂を落としすぎて皮膚トラブルの原因になります。

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※本記事は一般的な情報提供を目的としたもので、獣医療行為に代わるものではありません。ワクチン接種後のケアや愛犬の体調・皮膚の状態に不安がある場合は、必ずかかりつけの獣医師にご相談ください。

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