子犬を自宅に迎えて日数が経つと、体が汚れてくることが気になってくるかと思います。
そんなとき「子犬ってシャンプーをしてもいいのかな?」「いつからという決まりはあるの?」という悩みが出てくるかと思います。
そこで今回は、子犬のシャンプーの時期について、頻度やシャンプー時の注意点などを解説いたしますので、ぜひ参考にしてみて下さい!
子犬を自宅でシャンプーするなら条件付きでいつでもOK!
子犬のシャンプーを自宅でする場合は、以下の条件に当てはまっていればいつからでもOKです!
- 健康な状態である
- 自宅に慣れている
- ワクチン接種予定日の前後1週間でない
子犬のシャンプーの時期は自宅で実施する場合、基本的には健康な状態であればいつからでも大きな問題にはなりません。
反対にうんちやおしっこなどで汚れた状態でいるほうが、不衛生で体調を悪くしてしまう可能性があります。
実際に、ペットショップやブリーダーの元にいる時期にも基本的には汚れたらシャンプーをしてあげていますよ!
ただし、頻繁におこなうのはNGです。酷い汚れがある場合のみに限りシャンプーをしてあげましょう。
【子犬期のシャンプーの注意点】
子犬へのシャンプーは体の負担も大きいです。できれば生後4ヶ月~5ヶ月経つまでは【汚れている部分のみ】のシャンプーにしてあげて下さい。
どうしても全身を洗いたい場合は【素早く・優しく】を意識して洗ってあげましょう。
また、ワクチン接種予定のある1週間前のシャンプーは避けて下さい。
そして、ワクチン接種後のシャンプーの開始時期については基本的に1週間~2週間後からOKと言われていますが、獣医師によって意見は様々ですので必ずかかりつけの獣医師に相談しましょう。
子犬のシャンプーをトリミングサロンでお願いする場合はワクチン接種後から
子犬のシャンプーを、自宅ではなくトリミングサロンで行う場合はワクチン接種後からにしましょう。
多くのトリミングサロンでは【すべてのワクチンプログラムが完了していて生後4ヶ月以上経っている場合】などの条件が設けられています。
ただし、トリミングサロンによって子犬のシャンプー&カットについての条件は異なります。
子犬のシャンプーをお願いする予定のトリミングサロンには、事前に確認しておくといいでしょう。
子犬のシャンプーの頻度について
その子の体調や健康状態によって、シャンプーの頻度は異なります。
とくに子犬期のシャンプーは体に大きな負担を与えてしまいますので、シャンプーの頻度についてはかかりつけの獣医師に聞いておくのが好ましいです。
ですが子犬期は活発で、トイレトレーニングについてもまだ完璧ではない時期です。うんちやおしっこで体が汚れてしまう事もしばしば…。
そういうときは、できるだけ全身のシャンプーは避けて、汚れてしまっている部分のみを洗い流してあげるように心がけましょう。
また、なにかトラブルが発生した時でもすぐに対応してもらうために、動物病院が空いている時間帯に洗うように意識しておきましょうね。
子犬を自宅でシャンプーする際の注意点
子犬を自宅でシャンプーする場合、以下のような点について注意しながら作業をしましょう!
- 汚れた部分をぬるま湯でしっかりと洗い流す。
- シャンプー剤を使用する場合は子犬用または低刺激のシャンプーを薄めて使用する。
- シャワーを怖がる場合は、桶にぬるま湯をためて洗ってあげる。
- 洗い終わりは素早くタオルで水気を取り、ドライヤーでしっかりと乾かす。
ストレスや体温の低下には十分注意しなければいけません。体調を崩してしまう恐れもありますので、子犬期のシャンプーはとにかく【素早さと優しさ】が大切ですよ!
こちらの記事も参考にしてみてくださいね♪
「【トリマー監修】犬のシャンプーのやり方を解説。綺麗に洗うポイントも!」
まとめ
子犬期のシャンプーは色々心配になる点はありますが、汚れているままの状態でいるのもよくありません。
汚れてしまった場合その都度全身を洗うのではなく、その部分だけを洗い流してあげるように心がけて下さい。
ただし、子犬期は体調の変化が激しい時期でもあります。シャンプーをする場合は愛犬の健康状態をよく見て、獣医師に相談してからおこなうのが一番良いと言えるでしょう。